包茎の基礎知識を知っておきましょう
包茎は男性にとって自信にかかわる重要な要素の一つです。
それと同時に問題や悩みを持ったまま人に話しにくい事柄の一つです。
また状況によっては排尿障害や亀頭包皮炎を引き起こすなど
治療が必要となるケースもあります。
また衛生的な面でも問題がありますし、性行為の際に痛みを感じたり裂傷を伴う事もあります。
こうした様々な様相から重度の包茎の場合、対処策を講じる必要があります。
まずは包茎のメカニズムについて考えてみます。
包茎とは、陰茎が包皮に覆われて亀頭が露出しない状態の事です。
特に包皮輪が狭いあるいは癒着のために亀頭が露出しない陰茎状態を指します。
通常は成長と共に亀頭が包皮から露出しますが、成人となっても亀頭が露出しない男性が多くいます。
包茎治療としては副腎皮質ホルモン外用剤を塗布することや包茎手術が一般的です。
包茎手術は、背面切開術と環状切除術と呼ばれる術式が一般的です。
比較的症状が軽い場合には背面切開術を用いることが多いでしょう。
また背面切開術においては抜糸不要な吸収性縫合糸が用いられるが一般的で、
通常日帰り手術が可能で徒歩での帰宅もできることが多いでしょう。
術後は患部を保護する意味合いからも勃起を抑制する必要もあり、
卵胞ホルモン剤の投与がなされることもあります。
また性行為や自慰は数週間から1カ月の間控える必要もあります。
手術においては保険適用がなされる場合となされない場合があり
症状や状態によって異なりますので医師による診察を受けることが必要です。